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論文

Analysis of a neutron flux oscillation event at LaSalle-2

新谷 文将; 吉田 一雄; 平野 雅司; 藪下 幸夫*

Nuclear Technology, 93, p.82 - 91, 1991/01

 被引用回数:11 パーセンタイル:74.4(Nuclear Science & Technology)

1988年3月9日、米国ラサール2号炉(BWR5)で発生した自然循環状態での中性子束振動事象は、同炉の安全解析においてその発生を予測できなかったこと等の理由で注目された。著者らは本事象に関し、1)BWRの自然循環状態での中性子束不安定性の発生領域を明らかにする、2)事象の再現解析を行い事象の理解を深めることを目的とした解析を過渡熱水力解析コードRETRANを用いて実施して来た。本件はこれまでの解析で不十分であった点を考慮した改訂解析の報告である。解析の結果、不安定発生領域図上をラサール2号炉がどのように推移したかを精度良く示すとともに、同事象中炉心入口サブクール度が中性子束振動発生の重要な要因のひとつであることを明確に示した。また、解析で用いた不安定領域を求める手法の妥当性を検討するために行った実験解析により、その妥当性を示した。

論文

RETRAN calculation on the BWR instability

新谷 文将; 吉田 一雄; 平野 雅司; 松本 潔; 横林 正雄; 鴻坂 厚夫

1989 Stability Symp., p.1 - 17, 1989/00

1988年3月9日、米国イリノイ州のLaSalle2号炉で保修作業員の弁の誤操作から再循環ポンプが2台停止し、これに続く自然循環状態で中性子束振動が発生した。これは加熱沸騰チャンネルでの密度波振動と炉心核特性がカップルした事象であり、これまでに外国のBWRでいくつか経験されている。本報は、1)時間領域コードRETRANによるBWRの自然循環状態での出力不安定発生領域の計算手法の妥当性の確認、及び2)LaSalle2号炉の事象の理解を目的として行った解析の報告である。RETRANによる不安定性発生領域の計算手法を用いた不安定流動の実験解析を実施し、この手法の妥当性を示した。LaSalle2号炉を対象とした不安定領域図の作成及び事象のシミュレーションを行い、炉心入口サブクーリングの増加が中性子束振動を引き起こした大きな要因のひとつであることを示した。

論文

Parametric study on neutron flux oscillation event at LaSalle 2 with RETRAN code

新谷 文将; 吉田 一雄; 平野 雅司; 松本 潔; 横林 正雄; 鴻坂 厚夫

ANS Proc. on 1989 National Heat Transfer Conf., Vol. 4, p.69 - 76, 1989/00

米国LaSalle2号炉で1988年3月9日に発生した中性子束振動事象をRETRANコードを用いて解析した。この事象はこれまでの予想を上回って中性子束振動が発散し、中性子束高の自動スクラムにまで至ったことから重要視されている。このような事象に対しては、どのような運転状態に不安定領域が存在するか、どのような経過で不安定領域へ入ったかを明らかにすることが重要である。本報は、このために行った1)BWRの不安定性の発生する領域を示すマップを作成するための解析、2)事象のシミュレーションの結果の報告である。本解析により、不安定問題に対して時間領域の解析が有効であることを示したと同時に、事故事例の定量的理解を深めることができた。

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